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三木の家 (星の壁)

海外ネタは一休みして、つい昨日のことを書くことにします。
もうすぐ完成する物件のリビングの壁を土で仕上げることにしました。

この工事を監督してくださっているバスキアさんと、左官職人のKさんによるコラボ作品です。
この壁をどう見せるか悩みながら、何度も試験を重ねて、配合を考えてくれました。

お施主さんからある一定の費用はいただくものの、納得いくまで試験を重ねて配合を決めてしていると、その費用を大きく上回る経費になってしまいます。
それでも、オカネでは制御できない情熱をこの一枚の壁にぶつけてくれました。

途中難題を抱えながらも、ようやくこの日が来ました。

まずは、石膏で下塗りして、塗り材の配合です。バスキア&Kによる漆喰と、砂と、黄土のスペシャルな配合です。
左官職人Kさんが塗り上げていきます。
流石に素晴らしい手さばきです。Kさんとは初めて会いましたが、技術はさることながら、人柄もとてもいい人でした。
左官のことを、いろいろと丁寧に教えてくれました。

少し塗らせてもらいましたが、ぜんぜんダメでした・・・。そしてKさんがキレイに直してくれました・・・。
左官にもいろんな種類がありますが、Kさんは、
「どんな仕事でもできへんって言いたくないからね。」と言っていました。
うん、カッコイイー!!

Kさんが塗った壁をバスキアさんが、コテで波をつけていきます。少しでも手元が狂うと、大変です。
バスキアさんが力強いようで優しく仕上げていきます。

左官1
<バスキアさん>

出来上がった波の上にバスキアさんが、砂利を投げつけていきます。これがこの壁の大きな模様となり、この壁の性格にもなります。
まるで砂利が星のように、散りばめられて、水面の波紋の波に満天の星空を写しだすかのように、しかし星の光は水面の波紋にゆらぐことのない強い輝きを放つ・・・。
実にロマンティックです。
その星空の前でいるバスキアさんとKさんは、まるで織姫と彦星のよう・・・。

左官4
<バスキア&K>

一つの壁に情熱を注ぐ2人を見ていると、とてもうらやましくもあり、とても嬉しくもありました。
こういう人たちがいる限り、この世から良いものがなくなることはないでしょう。





左官3

そしてこの家も、思いがこもったこの壁にいつまでも守られるでしょう☆



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テーマ : 建築デザイン - ジャンル : 学問・文化・芸術

2009/06/30 22:07 | 新築物件COMMENT(0)TRACKBACK(0)  TOP

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