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建築冥利に尽きるプレゼント

竣工した介護住宅のお施主さまから事務所に荷物が送られてきました。

すごく大きなものだったので、???と思いながら中身を確認してみると。。。

その建築工事に携わった工事関係者の似顔絵でした。

施主さんからの依頼で、工事中に各々写真を撮ってもらっていました。
この工事に携わった人達一人ひとりに大変感謝していただき、
似顔絵を下さったのです。

このような形で感謝いただいたのは初めてだったものですから、
驚きと、嬉しさ、そして何より建築という仕事をしていてよかったと
心から思いました。

プレゼントは、この建築に皆が一丸となって取り組んだ証だと受け止めています。

建築は構成する要素が多く複雑で、たくさんのことについて考察し検討し実施しなくてはなりません。

しかしその前提に最も大切なものがあります。
それは携わる人間の意志です。
皆がそこに住まう人のことを考え、よい建物を造るという意志、これこそが素晴らしい建物を建築するために
欠かせないものです。

プレゼントの似顔絵に添えられていた手紙にこうありました。
「似顔絵が励ましてくれています。」と。。。

建築の物理的な部分は当然として、
建築で本当にやらなくてはいけないことは、人の心を少しでも豊かにすることだと思います。

造り手の思いが宿る建築をこれからも少しずつ増やしていこうと思います。

お施主さま、ありがとうございました。
これを糧にこれからも頑張ります。


建築冥利に尽きるプレゼント





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2013/12/21 20:28 | 日本建築COMMENT(0)TRACKBACK(0)  TOP

久美浜湾ベイ・クック上棟

久美浜湾で工事進行中のイタリアンレストラン、ベイ・クックが上棟しました。
道路側から見るとかなりのボリューム感です。


久美浜湾ベイ・クック上棟


建物の形状確認・構造軸組みの確認、そして何より確認したかったのは、
店舗内客席からの眺望でした。

プランは1階にエントランス・厨房・スタッフ休憩室・倉庫・便所そして客席少々。
2階は客席とパントリーのみです。
2階客席部分の久美浜湾側は、ほとんどが開口部で眺望が素晴らしい。


久美浜湾ベイ・クック上棟


建替え前の建物は細かく柱や仕切り壁が建って見通しが悪く、窓から離れた席では
せっかくの絶景を望むことが難しい状態でした。

それの問題解消するために、2階客席は出来る限り柱と壁を減らし、
どの席に座っても眺望を楽しめるように計画しています。

ただ、柱と壁を減らすというのは、構造上不利になります。
何度も許容応力度計算を行っていますが、今回の建物が一番難しかったように思います。
さらに久美浜は多雪区域であり、積雪深度1.0mという荷重を加えて計算しなくてはなりませんでした。。。

建物の重心と剛芯の位置を考慮し、建物の外周および、中心に設けたパントリーのコアで耐力をとり、
屋根からの荷重での梁のたわみを軽減させるよう、屋根荷重を外周部へ流れるように計画した結果、
耐震等級3耐風等級2を実現しました。

構造計算書の枚数はA4・630ページ!!!
申請では、2部提出しなくてはならなかったため、紙が。。。

しかし、その甲斐もあってとても良い空間になることを確信することができました。
この日は快晴!とても良い上棟となりました。

その日、お施主さんにいただいた牡蠣飯、めちゃくちゃ旨かったです!
いつも伺う度に、いろいろ御気遣いいただき本当にありがとうございます。
あ~日本海の蟹食べたいな~。冗談です(笑)





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2013/12/03 11:52 | 日本建築COMMENT(0)TRACKBACK(0)  TOP

平成25年・住宅省エネルギー施工技術者講習会

今日は神戸元町にて、新作映画の記者会見。。。
ではなく、住宅省エネルギー施工技術者講習会の講師として講義をしてまいりました。


DSCN4215_convert_20131115004429.jpg


この講習会は、施工者のみなさんに住宅の省エネルギー化についての知識を高めていただく内容となっております。
兵庫県では、地域リーダーと呼ばれる私を含め37名が、交代でこの講師を務めています。

今年平成25年10月に国土交通省から新しい省エネルギー制度が施行され、
今後ますます住宅の省エネルギー化が進むことになります。
制度の熟知も含め、施工者の皆さんに断熱施工などの知識を身につけてもらうことが目的です。

設計上いくら断熱や気密をしっかりと行う仕様になっていても、
実際に施工する工務店さんや、職人さんたちが、内容を理解せず建築してしまうと
その性能は発揮できません。

最近、断熱や太陽光発電してるから良い家だという感じを受ける建物の宣伝をよく見ます。
建築には様々な要素があります。
断熱はその構成要素の一部に過ぎません。
ですから、断熱したからいい建築だというふうにはなりませんので、
その他の要素も磨いていく必要があります。

空間構成・住まい手の思いの実現・理想の具現化など建築ならではの
感覚的な要素は比較対照しにくいものなので、断熱より更に深く考えるべきだと思います。

断熱という建築のひとつの要素について
本日は学んでいただきましたが、
もっと深く考えるべきことはたくさんあります。

それらについては、また別の機会にお話したいと思います。




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2013/11/15 00:45 | 日本建築COMMENT(0)TRACKBACK(0)  TOP

お昼休みに~箱木家住宅~

事務所から車で少し走ったところに、箱木家住宅という日本最古の木造住宅があります。
お昼ごはんを食べて、みんなで行ってきました。


お昼休みに~箱木家住宅~


ここを訪れるのは約10年ぶりです。
10年経って訪れても、やはりいいものです。


お昼休みに~箱木家住宅~


堂々とした茅葺きの佇まい。
優しい土壁の風合い。
むき出しの構造材。
建物を構成する上で必要なものが全て見えます。
無駄のない空間。


お昼休みに~箱木家住宅~


軒先が低く、目線も下がる、
部屋内に居ると自然に床へ座ることになる。
座ると目線が抜ける。


お昼休みに~箱木家住宅~


高さ方向の生活空間のあり方がよく分かります。
椅子に座る現在とは、高さの感覚が明らかに違うことがよく分かると思います。

床に座る=靴を脱ぐ
椅子に座る=靴を脱ぐ必要がない。

そのうちに当たり前だと思っていたものが、
生活スタイルの変化とともに、変わるかもしれません。

経年で変化するものとしないもの。
この空間を良いと思える、人々の心は変わらないでほしいと思います。


お昼休みに~箱木家住宅~




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2013/11/02 19:00 | 日本建築COMMENT(0)TRACKBACK(0)  TOP

事務所改修プレゼンテーション

本日、事務所改修のプレゼンに行って参りました。

実用的な部分で若干の変更はありますが、
快くプランを受け入れていただけました。

事務所改修プレゼンテーション

事務所改修プレゼンテーション


最初のプラン出しは本当に緊張します。
施主が欲するテイストを読み取り、コストを考え、
要望を満たしたプランを提示するわけですが、
デザインのウェイトが高いプランほど、感性の読み取りに失敗すると
全然ダメになります。

デザイン面での要望を聞くときは、あまり細かく聞かないようにしています。
こんな感じというイメージスナップは明確にあったとしても、
実際の場所でのイメージは、ぼや~としたものだと思うので、
スナップなどは、あくまで参考として、
感性を読み取ることが大切だと思うからです。

読み取れないときもありますが、
それは私の相手へのコミュニケーションが不足している場合です。
コミュニケーションとは、単に言葉を拾い合うことではないと思っています。

言葉で表せることには限界がありますから、口調や、発声する間合いや、表情、
動作などを感じ取り合うこと、そして思考を理解しあうことであると思います。


昔、料理人の友人とこんな話をしたことがあります。
おまかせで料理を頼まれれば、その人の今の状況などを瞬時に汲み取って
一番合うであろう食材をチョイスし、一番合う味付け、温度に仕上げて
提供する。
料理の場合は、その場で即対応しなければなりません。
「おまかせで」という言葉ひとつで、多くのことを汲み取らないといけないわけです。

建築でこのような状況になることは、ほぼないですが、相手が言葉に出さないことを
汲み取るということは極めて大切です。

なんか飲みにいきたくなりますね。
心の汲み取り方勉強させてもらいたいですね。

でも行けない。。。
もう少しお仕事を。。。

事務所改修プレゼンテーション




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2013/10/09 22:28 | 日本建築COMMENT(0)TRACKBACK(0)  TOP

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